南米留学放浪放言記

南米コロンビアのボゴタに留学する大学生が色々勝手にホザくブログ。

コロンビアの意外な事実

f:id:neoism:20180202081059j:plain

 

 

neoism.hatenablog.com

以前、上の記事で書きましたが、コロンビアの治安は年々改善されてきているとは、他国に比べれば依然としてかなり治安の悪い部類であることは間違いありません。

 

しかし、そんなコロンビアに関する、興味深いデータがあります。

 

それは、幸福度についてです。

 

幸福度には主要なものとして2種類あって、1つは客観的幸福度、もう1つが主観的幸福度というものです。

 

 

客観的幸福度調査で有名なものとして、「世界幸福度ランキング(国連)」があります。

 

2015年度版の調査(対象:158ヵ国)評価の対象となる変数を、国民1人当りの実質GDP (国民総生産)や社会保障、健康寿命、人生選択の自由度、寛容度、汚職度、政治的自由度などとして割り出す)において、コロンビアは33位、日本は46位となっています。日本は女性の社会進出の遅れなどが結構なマイナスポイントになっている模様。(日本の国会議員の女性比率は10%未満で世界164位。ちなみに世界には女性国会議員0%の国もある。ルワンダは6割超え。参照→列国議会同盟IPUによる2017年のデータ)

 

また、上位10ヵ国のうち7ヵ国がヨーロッパ諸国であり、うち5ヵ国が北欧諸国。

なお、ラテンアメリカ諸国の最上位はコスタリカの12位に留まります。

 

 

さて、今回は、主観的幸福度の方を見ていきます。

アメリカの世論調査会社Gallup InternationalとWorldwide Independent Network of Market Researchが2013年より毎年12月に共同実施している「End of the Year Survey」という世論調査があります。

 

その中に、このような設問があります。

In general, do you personally feel happy, unhappy or neither happy nor unhappy about your life? 

あなたは自分自身の人生全般に関して、個人的に幸福であると感じていますか、不幸であると感じていますか、それともどちらでもありませんか

 

この質問項目に対して用意された回答は、

Very Happy (とても幸福)

Happy (幸福)

Neither happy nor unhappy (どちらでもない)

Unhappy (不幸)

Very Unhappy (とても不幸)

Do not know (分からない)

の6つで、全体に占めるHappy回答群(Very HappyまたはHappy)の割合からUnhappy群(UnhappyまたはVery Unhappy)の割合を差し引いた値を「純粋幸福度」と定義します。

 

まあザックリ言うと、「幸福を感じている人の比率」-「不幸を感じている人の比率」を各国・地域で比較して順位付けするわけですね。

 

2015年度版の調査は、日本のほか、幸福先進国とされる北欧諸国やフィジーなどを含む68ヵ国を対象として行われました。

 

 

この調査で日本は、

Happy 回答群 (Very Happy 9% + Happy 46%): 54%
Unhappy回答群 (Unhappy 2% + Very Unhappy 1%): 3%
Neither happy nor unhappy: 33%
Do not know / no response: 10%

Happy回答群-Unhappy回答群=52で、28位という結果でした。(51にならないのは小数点以下を考慮してのことでしょう)

 

ではコロンビアはどうだったかというと、

Happy 回答群 (Very Happy 27% + Happy 60%): 87%
Unhappy 回答群 (Unhappy 2% + Very Unhappy 0%): 2%
Neither happy nor unhappy: 10%
Do not know / no response: 1%

Happy回答群-Unhappy回答群=85で、なんと1位。ええ、意外です。
コロンビアは、同調査では例年1位や2位にランクインしています。(2017年度版は2位、2016年度版は標本の質の問題でランク外となっていますが数値だけ見れば2位)

 

回答者は様々な年齢層、社会的階層、収入レベル、教育レベルから抽出された男女で、コロンビア人と日本人の対象者は、それぞれ1000人と1200人。

 

上位10ヵ国は以下の通り。

  1位 コロンビア(85)
  2位 フィジー(82)
  2位 サウジアラビア(82)
  4位 アゼルバイジャン(81)
  5位 ベトナム(80)
  6位 パナマ(79)
  6位 アルゼンチン(79)
  8位 メキシコ(76)
  9位 エクアドル(75)
10位 アイスランド(74)
10位 中国(74)

全体平均は56で、G7諸国でこれを超えていたのはカナダ(60)だけという結果になりました。

ラテンアメリカの国が5つも入っています。フィジーも例年1位や2位にランクインしています。

gallup-international.bg

 

 

また、OECDによる15歳を対象としたPISA(学習到達速度調査)において、生活に「充分に満足」と答えた割合は、

1位:ドミニカ共和国、2位:メキシコ、3位:コスタリカ、4位:コロンビア

ラテンアメリカ諸国が上位を占めました。

一方で、日本は43位と下から5番目だったようです。

(調査対象:47ヵ国・地域、2015年)

resemom.jp

 

もちろん、こうした統計データは前提から疑ってかからなければなりませんが、事実としてラテンアメリカ諸国の人々の回答はポジティブなものが多いわけです。

 

皆さんはなぜだと思いますか?

なお、この「End of the Year」について軽く分析したことがあるのですが、それはまた別の記事で扱いたいと思います。

 

ちなみに、「Neither happy nor unhappy (どちらでもない)」を回答した割合は、日本が一番多いようです。これは、他の国際世論調査でも顕著に表れている特徴です。

これについても、また別の記事で。

 

 

▼関連記事 

neoism.hatenablog.com

 

neoism.hatenablog.com

 

 

なお、記事が良かったら、下のボタンをポチッとお願いします!

当ブログのランキングが上昇して良いことが起こります。 

 

 

  

 

 

 

クリックしていただけると励みになります(^^)

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(その他)へ
にほんブログ村

 

★Twitter、お気軽にフォローどうぞ!