南米留学放浪放言記

南米コロンビアのボゴタに留学する大学生が色々勝手にホザくブログ。

我々は背景のエピソードに踊らされている~フラットに生きるために~

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断定でモノを言う人間がいる。


根拠なく断定するならば、"バカ"だとか"視野狭窄"などという印象を多くの人に与えることになる。

 

しかし、デキる人が自信を持って断定すると、"この人は凄い"という印象を与えることになる。

 

たとえ同じ事を言っていても、誰が話すかによって、与える印象、伝わり方・説得力がまるで違う。

 

言っていることが在り来たりだったとしても、話者の濃い経験に基づく説得力がそこにあれば、聴く者の心に響き、大きな影響を生じさせうる。

 

例えば、このブログに書かれていることは、一介の大学生の戯れ言に過ぎないため、サラッと目を通して鼻で笑って終わり、なんてことがよくあると思う。

 

しかし、実は私がメチャクチャ優秀で実績豊富な著名人だったとしたら、記事の一つ一つの意味合いが変わってくる。

 

確実に、世間はそれまでとは異なる見方をすることだろう。

 

否定的(批判)スタンスから肯定的(信頼)スタンスに移る人の割合が増大するに違いない。

 

 

例えば、どこの馬の骨とも知れない人間が環境問題に関する提言をしたところで、大衆からは見向きもされない。

 

しかし、ノーベル文学賞を受賞した人間が同様の内容の提言をしたとすれば、場合によっては権威を以て受け容れられ、感心されることだろう。

その人の環境問題に関する造詣が浅くとも。(ハロー効果)

 

 

そこに信頼というものがあるかどうか。

信頼があるように思わせられるか。

が結果を左右する。

 

 

 

事実というものは、それにまつわるエピソードがなければ伝わりにくい。

 

そしてエピソードは、よりインパクトのあるもの、感情を動かすようなものであればあるほど、伝わりやすい。

 

 

「一寸先に何があるか分からないのだから、日々感謝して生きなさい」

という教訓的なものも、

交通事故で脊髄を損傷して下半身不随になった人間が切実に訴えかけるのと、

普通の大学生が自分の卑近な体験を踏まえて説明するのと、

ただ日めくりカレンダーに書かれているのとでは、

与える印象とその影響がまるで違う。

 

 

事実の背後に何があるか。

 

エピソードとは、人生経験とも言える。

 

壮絶な体験、人にはなかなか出来ない体験を経てきた者の言うことには、人は自然と耳を傾ける。

 

そうしたエピソードが、その者の発言の信頼構築の素材となるのだ。

 

さあ、私の思う事実を一通り述べてきたところで何の解決にもならないから、先ほどチラッと触れたハロー効果について言及したい。

 


そもそも、ハロー効果とは何なのか。

 

ハロー効果(ハローこうか、英:halo effect)とは社会心理学の現象で、ある対象を評価をする時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて、他の特徴についての評価が歪められる(バイアス)現象のこと。

(引用元:Wikipedia)

 

著名人が何かについて論じたとき、それが彼の専門外であっても権威を以て受け容れられる。

先ほどのノーベル文学賞の例のような現象のことだ。

 

 

私は「フラット」であることを心掛けている。

 

そして、このハロー効果に左右されないことも、「フラット」である上で重要なことだと考えている。

 

誰が話すかによって自分の意見を曲げるなどしていては、権威や権力に迎合・追随する、流された人生を生きることになる。

 

同じ事を話しているのに、小学生には耳を貸さず、学者には耳を傾ける、なんて調子だと、まさにハロー効果に支配されているということになる。

 

確かに小学生が言うよりは学者が言う方が社会的な信用がある。

無名の学者が言うより著名な学者が言う方が信用性は高い。

 

もしメンデルが著名な学者であったなら、ダーウィンは彼の報告を真摯に受け止め、ダーウィンの進化論はさらなる発展を遂げていたはずだ。

 

知識のない者ほど、知識のある者を盲目的に信じようとする。

それはある程度仕方ないことなのかもしれない。

 

しかし、上司や先輩は正しくて部下や後輩が間違っているとは限らない。

 

肩書きなどに印象を引っ張られずに、聞く耳を持つフラットな姿勢が大切なのだ。

 

 

 

色々と話が飛んでしまった気もするが...。

 

芯をシッカリ持って、誰の発言であるかに惑わされず、自分の目で判断し、自分自身で考えていく姿勢こそが、フラットな生き方だと言えるだろう。

 

(2016年12月に執筆)

 

 

 

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