南米留学放浪放言記

南米コロンビアのボゴタに留学する大学生が色々勝手にホザくブログ。

盆栽をこよなく愛するポルトガルの方の凄まじいお家にお邪魔してきた

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土曜日(3/10)は、盆栽をこよなく愛好するポルトガルの方のお家にお邪魔することに。

 

 

キメの粗いデコボコの山道を車に揺られながら目眩を覚えていると、大きな門が突如左手に現れる。

奥に進むと、背の高い老年男性が笑顔で出迎えてくれた。

そのすぐ右手には、中国チックの赤い扉がある。そばには鳥居のようなものも。

 

 

彼(名前を覚えていないので便宜上「ルーカス氏」とする)に案内されるままにその扉を通ると、様々なアレンジを加えた盆栽の数々が眼前に広がる。

まさかコロンビアの山奥で盆栽にお目にかかることになるとは思いも依らなかった。

松や杉や楓などのほか、コロンビアの植物を使用したものも。

彼が渡してくれた葉を指で潰して嗅いでみれば、柑橘系の素敵な香り。

盆栽以外にも、石庭のような造形も見られる。上海の商店街に売っていそうな古風なフィギュアもところどころに安置されていて可愛らしい。

高校時代に覚えた古語が自然と心の隅から湧いてくる。

気が付けば呟いていた。「いとをかし」と。

そうやって感心していると、一緒に来た日本の方(お仕事で1年3ヶ月ほどこちらに滞在)が連れてきたヤンチャすぎる犬にズボンを舐められ、さながら小便を漏らしたかのごとき格好に成り果てたのだが、このときばかりは気にならなかった。

 

 

盆栽ゾーンを抜けて、次に案内されたのは、小物一つ一つがいちいちお洒落すぎる、素敵なお家。

思わず寝入ってしまいそうなフワフワのソファ、美しい模様をしたシックな絨毯、仏像などのオブジェやフィギュア、般若心経の印刷されたベル、天井の構造も独特で、ダイナミックかつ繊細。本棚には古今東西の多岐に渡る書籍の数々。旅が好きなのだろう、冷蔵庫には、様々な国や地域のカラフルな磁石が貼り付いていた。和洋中(その他多数)折衷。彼の友人の音楽家の奏でるメロディーが部屋の隅からゆるゆると流れる。

まるで映画のセットのようなその空間を、何度も溜息をつきながら自由に見て廻った。

夜、蝋燭を立ててギターを奏でながら、大切な人たちと酒を飲みつつお喋りなどできたら至福すぎるだろうな、なんて想像した。

 

 

その他にも、すぐそばには様々なアートが飾られた小屋が。瞑想するときに使うのだとか。あぁ、なんと、禅も嗜んでおられるのですね。ルーカス氏の人生観への興味は尽きない。

また、少し歩いたところには草原や湖があって、馬や牛が草を食んでいる。湖に入り込んだ犬が、濡れた下半身を匍匐前進しながら乾かしていた。

 

 

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可愛いので思わず撮影

 

 

標高が3000mくらいなので、空が、雲が近い。だから心なしか動きも速い。

そして、なにより空気が澄んでいて、閑静だ。

私の住んでいる都市部は排気ガスやゴミなどかなり汚いので、これは新鮮だった。

 

 

もともといたルーカス氏のコロンビア人の奥さんとその両親に加え、彼の娘とその恋人、恋人一家にその親族日本人の方などなどが続々とやってきて、総勢20名くらいでのホームパーティに。

コロンビアや日本のほか、インドネシアの料理も振る舞われ、チーズなどをツマミにワインを嗜む。いとあはれなり。

 

 

ちなみに、日本なら、子供の恋人を家に招くことは普通にあるだろうけれど、その家族まで、というのはなかなか考えられない。

恐らくだが、それ以外の繋がりもあってのことなのだろうとは思う。

 

 

今は心もカラダも身軽に生きていたいが、将来落ち着きたくなるようなことがきっとあるだろうから、そのときはこのように都会の喧噪から離れた空気の綺麗かつ利便性の良いところで、隠遁生活を送れるような場所が欲しいかもしれないとちょっと思った。

 

 

この日来ていた日本の方ともいくらかお話をした。

その中でも、20代後半くらいにコロンビアにやってきた、公衆電話で後ろに並んだ女性と仲良くなって結婚するという映画みたいなエピソードをお持ちの、在住20年超の男性とは、結構話が弾んだ。

彼曰く、出逢った相手の出身や学歴(高校も)などをまず気に掛けて質問し、返答次第で態度を大きく変える人がコロンビア人にはかなり多いのだという。これに関しては身を以て色々体験してきたそうだ。確かに、こっちに来る前にそのようなことを書いた現地在住邦人の記事を読んだことがある。

彼はこの国のあまりキッチリしていない(日本に比べて)ところなどが気に入っているらしい。私もそれには同感だ。口うるさくゴチャゴチャ言われるのはストレスが溜まる。

 

 

ルーカス氏の娘さんの彼氏とは気が合って、延々とお喋りした。

彼は7人兄弟で、上は20代後半、下は12歳。なかなかの大家族だ。

ゲームやアニメに造詣が深く、日本のものもいくつも知っていた。ちなみに金曜日に大学でスマブラをした(なんと大学にビデオゲーム用の部屋がある)とき、カービィしか使わなかったのだが、カービィはスペイン語読みだとキルビィになる。

日本人は犬を食べると聞いたことがあるが、嘘だろう?と尋ねられたことに始まり、コロンビアの食についていくつか知ることができた。例えば、蛇を食べる習慣も一部あるらしい。いずれトライしてみたい。

そういえばコロンビアは美男美女が多いとよく言われるが、第二の都市メデジンは特にそうらしい。いz(以下略)。

 

 

日曜日(3/11)は国政選挙がある。

以前から、黄色い服を着た人や青い服を着た人たちに、何度かビラを配られることがあった。

明らかに選挙権のない顔をしているのにわざわざ配るなんて、と思ったものだった。

 

選挙前日の18時以降はレストランなどでアルコール類が提供されないのだという。現地在住延べ10年近くになる、この日お世話になったとある日本の方がおっしゃっていた。

彼曰く、暴動などを避けるためとのことらしい。面白い。

選挙の日は、交通規制など色々あるらしく、お出かけには適さないそうだ。

投票所などでテロ行為が起きる可能性もあるので、家などで大人しくしておくのが無難だろう。

 

 

まだまだコロンビアのことを知らないし、日本語での情報はかなり少ない(「コロンビア 選挙」とググってもニュース記事はほぼ出てこない)。

スペイン語を磨いてもっと色々知っていきたいと改めて感じさせられた。

 

 

 

~おまけ~

SNSやブログなどでこのような文章を書くときに心掛けておきたいことについて。

neoism.hatenablog.com

 

 

 

 

 

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