南米留学放浪放言記

南米コロンビアのボゴタに留学する大学生が色々勝手にホザくブログ。

スペイン語の特徴14個を説明する【幸福な言語?】

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スペイン語は、スペインと中南米を中心に、世界20ヵ国以上で公用語として使用されている。

 

欧米などにはスペイン語のコミュニティも存在する。

 

以下の記事によると、2015年7月時点で、米国でスペイン語を母国語とする人口は約4100万人、バイリンガル人口は約1150万人で、米国のスペイン語人口は2050年までに1億3280万人に達し、世界最多になると予想されている。

 

インターネットで使われる言語としては、スペイン語は中国語、英語に次ぐ3位。FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアでは英語に次いで2位だったという。(中国は規制が厳しいから)

 

www.cnn.co.jp

 

ネイティブスピーカーの数は、中国語と英語、ヒンドゥー語についで、世界4番目と言われる。

この記事によると、2017年時点でのスペイン語話者数は5億7200万に上るとのこと。

世界人口の7%くらい。なお、フランス語は1%ほど。

 

www.pressdigitaljapan.es

 

どのレベルを以て「話者」とするのかなど不明だが、ともかく、世界トップレベルに使われている言語であることは間違いない。

 

また、そもそも日本では、英語が出来れば「凄い」という扱いになるが、ヨーロッパ諸国など、「英語は話せて当たり前」「マルチリンガルは当たり前」という空気があるらしい。

 

スペイン語が話されている地域は、先ほど触れたように中南米に多いのだが、その背景にはスペインによる侵略・統治の歴史がある。

同様にスペインの植民地であったフィリピンの公用語であるタガログ語には、スペイン語に似た特徴が沢山見られる。

 

毎年何百もの言語が地球上から消失する中、英語や中国語は勿論のこと、スペイン語も勢いよく話者数を増やし続けている。

 


この記事では、現在スペイン語を学ぶ私が、そんなスペイン語の特徴をサラッと紹介する。

これからスペイン語を学習する人がいれば、軽く掴んでいただければ幸いである。

 

 

 

話者の地域

スペインと中南米がメイン。20ヵ国以上。

 

動詞の原型の語尾は3パターンのみ

動詞は例外なく「-ar」「-er」「-ir」で終わる。

英語と違い、見分けるのが楽。

 

男性名詞と女性名詞が存在する

不定冠詞と定冠詞が付く。

男性名詞にはそれぞれunとel、女性名詞にはそれぞれunaとla。

それぞれの複数形はunosとlos、unasとlas。

例外もあるので注意が必要。

 

主語の省略が多い

動詞の活用によって、主語は言わずとも示される。

 

語順は割と柔軟

強調したい部分は最後に持っていったりと、英語より柔軟。

「Yo se lo digo」(私は彼にそれを言う)

「Se lo digo Yo」(彼にそれを私が言う)

 

巻き舌の存在

「単語の頭のR」と「RR」は巻き舌で発音する


Ñとかいうアルファベット

エニェと発音する。

compañeroは「コンパニュエロ」と発音する。

あと、üというのもあるけどあまり使われない。

英語とのアルファベットの違いはこれだけ。


母音は基本的にアルファベット読み

母音のa、e、i、o、uの発音は日本語とほぼ同じ。(uは唇をすぼめる)

ゆえに馴染みやすい。

子音の発音は英語とは異なるものが多い。日本語に似ている。

 

感嘆符・疑問符

感嘆表現や疑問表現の場合、英語や日本語は、語尾にそれぞれ!と?をつけるが、スペイン語の場合はそれぞれ「¡と!」「¿と?」で文を挟む。

 

主語の単複に応じて冠詞や動詞や形容詞の語尾も変わる

Ella es la chica bonita.(彼女は例の可愛い女の子だ)

Ellas son las chicas bonitas. (彼女たちは例の可愛い女の子たちだ)

これがなかなかめんどくさい。

 

英語と違うのは、冠詞と形容詞までも変わるところ。

She is the cute girl.(彼女は例の可愛い女の子だ)

They are the cute girls.(彼女たちは例の可愛い女の子たちだ)

 

アクセントの有無や位置で意味が変わるものが多い

アクセントの有無や位置で、名詞の意味やら動詞の時制やらが変わったりする。

「compro」・・・私は買う(現在)

「compró」・・・彼(彼女,貴方)は買った(過去)

 

文が長くなりがち

I'm an exchange student.

Soy un estudiante de intercambio.

ちょっと例が良くないけれど、単語が長かったり接続詞や冠詞が多かったりするので、結果、大体の場合、英語より少し長くなる。

 

活用がやたら多い

スペイン語は比較的易しい言語と言われているけれど、英語よりは複雑だと感じる。

というのは、活用がやたらに多い。

例えば英語なら、「話す」つまり「speak」という単語の活用は

speaks・・・3人称単数現在形

spoke・・・過去形(不規則)

speaking・・・現在分詞

spoken・・・過去分詞

この4つだけ。

しかしスペイン語の場合、「話す」つまり「hablar」という単語の活用は

 

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めちゃくちゃ多い。

こんなのが、各単語ごとにある上に、不規則のものも沢山あるのだから勘弁してくれという感じ。

文章ならともかく、会話でとっさに活用させるのはなかなか慣れない。

なぜこんなに多いのかと言うと、主語の人称や数、過去形(2種類)や未来形、過去未来形に接続法過去形などなど、時制によってそのたびに変化するからなのである。

英語なら未来形にするには基本的に「will+原型」で事足りるので、如何に楽かが分かる。

なお、中南米においては、二人称複数形の「vosotros」の代わりに「ustedes」が用いられるため、各時制ごとに覚えなければいけない量が1つずつ少なく済む。

 

もっともハッピーな言語と言われる

ある研究チームが、メジャーな10ヵ国語を対象に、Twitterや映画、テレビ番組の字幕、歌詞、本など24種類の媒体で使われている頻出単語10万語をピックアップ。

それぞれを「ポジティブ」か「ネガティブ」かに分類した。(例:「嘘」はネガティブ、「愛」はポジティブ。どっちにも当てはまらない単語もいっぱいあると思うけれど)

さらに、各言語のネイティブスピーカーを集めて各単語に9点満点で点数をつけてもらい、500万人の採点結果をもとに平均値を出した。(例えば、英単語の場合「laughter(笑い)」は平均8.5点、「terrorist(テロリスト)」は平均1.3点になった)

これらを集計すると、Googleのスペイン語サイトにおいて、点数の高い「幸せな単語」が最も多く見られたとのこと。2位は、スペイン語とよく似たポルトガル語。

 

詳しくは以下の記事。

courrier.jp

 

おまけ:日本人に馴染みのあるスペイン語例

Carta(カルタ)・・・あのカルタ

Boton(ボトン)・・・ボタン

Tabacco(タバコ)・・・あのタバコ

Calamero(カラメロ)・・・キャラメル

Castella(カステジャ)・・・お菓子のカステラ

Chau(チャオ)・・・チャオって言う人、日本にも稀にいる

Adios(アディオス)・・・さようなら(長い別れのニュアンスを含む。地域差あり)

Hasta la vista(アスタ ラ ビスタ)・・・さようなら(ターミネーター2に登場する台詞)

Rias(リアス)・・・リアス式海岸。スペインにリアス地方があり、そこから。