南米留学放浪放言記

南米コロンビアのボゴタに留学する大学生が色々勝手にホザくブログ。

【知の遊園地】筑波大学で取って良かった授業4選+α

 

何か大きめのことを選ぶときは、自分にとって重要な要素は何なのかを考えるのが非常に大切だ。(小さいことまで考えていたらキリがないので「大きめ」とした)

 

 

例えば、大学受験。

 

 

私は色々考えた末に筑波大学を選んだが、その決め手の中に

 

「多くの分野を網羅する総合大学である」(芸術や体育もある)

「他学群・他学類の授業を受けまくれる」(卒業単位にも認定される)

「一つのキャンパスに全ての学群・学類が揃っている」(ので受けにいきやすい)

 

というものがあった。

 

※なお、「学群≓学部」「学類≓学科」である。

 

 

もともと、アカデミックな道を生きたいとは全く考えていなかった。

また、学部で学んだ知識が職業生活に直接的に活きるとも考えていなかった。

「大学は様々なチャンスと教養を得る場」と割り切っていた。

 

だから、1年生のうちにある程度必修を取り終えて2年生になってからは、「大学とは知の遊園地である」をモットーに、好きなように授業を取っていった。

ちなみに、2年生のときに受けた授業の過半数が、他学群の授業であった。

 

他学類のシラバスも全部目を通したり、ネットの複数ページで授業評価を調べたりしていたので、授業選びには誰よりも時間をかけた自信がある。

参考にしたサイトは最下段に記載している。

 

この記事では、3年間で受けてきた筑波大学の授業の中で、「これは取って良かった」というものを、紹介していこうと思う。

ちなみに、全部実習・演習系である。

 

 

 

 

 

 

生物資源生産科学実習(生物資源学類)

 

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生物資源学類(農業系)の通年実習授業である。

対象学生は、生物資源学類の2年生。

その殆どにあたる110人以上が受講していた。2班に分けられる。

 

何をするのかというと、農業に触れる。

筑波大学構内には、田んぼや畑、ビニールハウスや牛舎など、様々な農業施設がある。流石はキャンパス面積全国2位だけのことはある。

 

春には田植えやキノコの原木栽培、梨の防除作業に農機の操作、牛の散歩など、授業毎に異なる分野に実習というカタチで触れ、秋には春に植えたものなどの収穫(稲刈りなど)が中心となる。収穫物は皆で食べたり、持ち帰ったりすることもできた。

 

2コマ分の授業ではあるが、実際には1.3から1.5コマくらいの長さ。

たまに座学があり、もちろん期末試験もある。

サツマイモの植え方(3種類)だったり、乳牛の品質の見分け方だったりと、マニアックな雑学を沢山学んだ。

 

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この授業を受講したのは、人類の営みに欠かせない存在である「食」や「農業」について、実践を通して触れてみたいと考えたから。

農業系の人間ではないから尚更、この機を逃したら農業というものに触れる機会はそうないかもしれない、という思いもあった。

 

農業系の学生しかいないので、知り合いが一人もいない完全アウェー状態からスタートしたのだが、色々交流することができて楽しかった。また、この授業を通して、顔だけは分かるという中途半端な関係の人間が増えまくった。

 

農業に興味があり、アウェーな環境をモノともしない人ならば、是非オススメしたい。

 

 

 

映像表現論(メディア創成学類)

 

メディア創成学類(デジタル系)の実習授業である。春日エリアにて。2コマ連続。

対象はメディア創成学類の3・4年生。ちなみにどちらにも当てはまっていなかった。

 

この授業、外部から映画監督を講師として招いて行う。

最初、教室には40人ほどの学生がいたが、授業を円滑に進めるために人数を半分くらいに減らしたいと考えた先生が、初回の1コマ目の授業で学生に散々脅しをかけた。

 

「課題が結構重いですよ」「編集技術皆無の人は厳しいですよ」などなど。

 

「今の説明を踏まえて、やっぱり受けるの辞めるという人は、2コマ目までの休憩の間にご退室ください」

 

結果、休憩後に教室に残っていたのはたったの4人。留学生含む、全員異なる学類の学生だった。

教える側は、教授と外部講師の映画監督、そして助手の3人だったので、3対4という超濃密授業のはじまりはじまり。

なお、この授業を受講しようと思った理由は、映像制作が趣味であり、技術や考え方などを学びたいと思ったからである。

 

私が受講したときは、「ドキュメンタリー映像をつくる」がテーマだった。

4人で1つのドキュメンタリーをつくることになり、取材対象候補を各々に探しまわった。

 

私は当初、「都内のカネ持ち大学生のリッチすぎる日常」など考えたがそんな学生は見つからず、他のメンバーも同様に上手くいっていなかった。

このままでは映像が撮れないまま終わってしまう、と思った私は、休日に都内に用事で出たついでに、「変な人がいたら声を掛けて取材交渉しよう」と思い立ち、池袋駅や新宿駅を6周も7周もした。

 

その結果、新宿駅周辺にて、奇妙な路上パフォーマンスを行う60代男性を発見。

話しかけて取材させてもらうことに。その後、渋谷駅前でのパフォーマンスに同行し、吉野屋でインタビューをさせてもらった。詳細を書くと長くなるので割愛するが、とにかく強烈な人であった。

 

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その次の授業で、この人を対象に進めていくことになり、後日追加取材をすることになっていたが、当人が負傷してしまったことにより、あえなく断念。

結局、つくば市内のブックショップ経営者へのインタビュー映像制作というカタチで授業は終わりを迎えた。

この授業では、映像を撮る上で考えるべき様々なことなどについて学ぶことができた。

映像制作に興味がある人にはオススメしたい。

 

 

 

野外運動(体育専門学群)

 

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体育専門学群2年男子を対象とする。50人強が受講していた。

大学内にある「野生の森」という森で行われる。2コマ連続。

 

アウトドアの楽しさや技術を学ぶ授業。子供などに教えられるようになることも目標の一つ。

幼少期からの夢であった無人島サバイバル生活を実現するために役に立つと考え、受講した。

 

自分以外は全員体育専門学群生なので、完全アウェー。ほとんどが運動部に所属。

6-7人で1つの班を作り、以後ほぼ常に班で行動。

私の班の他のメンバーは、ラグビー部、水泳部、卓球部、野球部、柔道部。

 

ローピング技術を学んだり、火おこし技術を学んだり、テント設営方法を学んだり。

後半は昼過ぎから翌朝にかけて、キャンプを行う。

テントを設営したり、飯を作って美しさや美味しさを競い合ったり(優勝した)、全員でキャンプファイヤを囲んだり、皆で歌ったり、班ごとにネタを披露しあったりと、楽しかった。

 

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筑波大で3年間学生をやる中で、一度も欠席しなかった授業は、多分これとさっきの映像表現論だけ。

ちなみに、なぜか班の奴らから「アクター」と呼ばれていた。

 

 

 

ソフトボール(体育専門学群)

 

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必修の体育ではなく、体育専門学群3年生向けの授業。

40人くらいの男女が受講していた。

 

勿論、自分以外は全員体育専門学群生なので、完全アウェー。

運動が好き、かつソフトボールが好きなので、受講した。

 

筑波大には強い部活が多く、何気にキャッチボールをしていた相手が実は柔道世界大会優勝経験者だったり、Wikipediaのページもある、なんてことがしばしばあったものだった。

筑波大は色んな学生がいると言えども、基本的に同じ学類やサークルで人間関係が完結するものなので、そうした人種と触れあえたことは大きな刺激となった。

特に体育の学生はノリが違って新鮮だった。

 

授業の流れは、まずペアを作ってキャッチボール、次にチームに分かれて守備練習またはバッティング練習、そして試合、というものが多かった。先生やTAが見回りにきてアドバイスをくれた。

 

後半は、実力を考慮したチーム編成が成された上でリーグ戦が行われた。

平均的に皆強い。流石運動しまくってきた人たちの集団なだけのことはある。そんな彼らに負けじと頭を働かせながら、時に悔しい思いもしながら、色々学び、楽しんだ。

都内でオレオレ詐欺師に絡まれて一緒に飲んだ帰りにそのまま朝の授業に参加し、チームメイトから酒臭いと言われまくったりフライを取り損ねて唇を切ったり、なんてこともあった。

 

なお、コロンビアでもソフトボールの授業を取ったが、これも良かった。(ちなみに写真はコロンビアで撮影したもの)

ちなみに、なぜか皆から「まっけんゆう」と呼ばれていた。当時は知らなかったが俳優の名前。そんなイケメンちゃうわ。

 

▼ソフトボールの授業中に感じたことに関する記事。

neoism.hatenablog.com

 

 

 

 

その他

 

フィットネストレーニング(体育センター)

 

選択必修科目。筋トレの授業。筑波大は学類にも依るが3年まで体育必修の人が多い。

先生がやたらゴツいカラダをしていてオーラがあったので、何の競技されてたんですか?と尋ねると「110mハードル」とのこと。

一応オリンピック2回出た、とさりげなく言われ、マジかと思って調べたら、現日本記録保持者だった。そんな化け物が、教授陣にも沢山いる。

 

 

ジャーナリズム論(社会学類、比較文化学類)

 

元毎日新聞記者でヨーロッパに赴任経験もあるアグレッシブ系のF先生によるアツい授業。声が大きく、勢いがあり、聴いていて飽きない。人気につき、他学類からの受講者多め。

新聞やテレビといったメディアについて、取材・報道手法やその裏にある思惑などなどについて触れる。実際に記事を書いてみるということもあった。

考えさせることに重きを置いていて、積極的に学生を当てにいくスタイル。いつも当てられやすいところに座るようにしていた。

先生のキャラも含め、座学系の授業の中で一番良かった。

 

 

宗教学(人文学類)

 

友達に勧められ受講。

扱うテーマは宗教だが、その印象は薄かった。

授業にツイッターを活用するという革新的な授業。

スライドの横にツイッターのタイムラインを皆に見えるように映し出しながら、タグづけで学生が質問や意見をガンガン投げていく。そして先生がそれについて触れまくるため、話がめちゃくちゃ脱線する。知らない知識だらけで面白かった。

ロングヘアの先生は筑波大でも有数の個性的な先生らしく、カラオケ行きましょうなどと突然言い出す。実際に一度行ってみたが、先生は女装していた。ニコニコ学会?的なものの運営をするなど、結構有名な人らしい。知識がかなり豊富だった印象。

 

 

現代倫理学(比較文化学類)

 

毎回様々なテーマについて少人数で議論しあう。

社会人のOGの方も入り込むなど、結構自由な感じだった。

知識のなさゆえに難しく感じることもあったが、しっかり取り組めば問題ないだろう。

 

 

現代社会論(社会学類)

 

メディアにもよく露出する社会学類の看板教授による授業。

よく練られた授業構成で、スライドや説明が上手いだけでなく、映像を頻繁に用いることで、学生を飽きさせない。

現代社会の抱える諸問題について、入り込みやすいトピックに多く触れながら解説する。

出席を取らないがいつも大教室が埋まっていた。

座学系では、内容的にこれが一番面白かった。

この教授の「逸脱行動論」の授業も同様に良かった。

 

 

青年心理学(心理学類)

 

青年の心理的発達について様々な観点から論じる。

青年期の渦中にいる者として、色々考えさせられた。

ひょうひょうとした雰囲気の先生により説明が分かりやすく、面白い。

 

 

他にも、芸術専門学群の陶芸実習やアニメ制作、人文学類の西洋思想など、諸事情により途中で履修放棄したものも多々あるが、とにかく色んな学群・学類の授業を受けてきた。ちなみに国際総合学類の授業は、ほぼランク外。

 

学期が始まる前に、「他学類生でも受講OKか」というのをメールで確認することもよくあった。シラバスに特に何も書かれていない場合でも、受講不可なときもあった。

 

 

参考にしたサイト

 

BRIDGE 〜他学類・専門学群の授業を受けてみよう〜

 

筑波大の全代会(生徒会的なやつ)が作ったサイト。

色んな学類のオススメ授業が紹介されている。

情報は古いが、まだ活きるものも充分にあるはず。

 

講義情報 授業評価 大学別の掲示板 サークル情報 みんなのキャンパス

 

全国の大学の授業情報口コミサイト。

重いだとか面白いだとか、様々な意見を知ることができる。

 

 

 

 

というわけで、せっかく時間と労力をかけるのなら、もっと関心の赴くままに、自由に授業を取ってみてはどうだろうか?

 

 

▼学生生活関連記事

 

授業を受けた学群・学類の種類が10以上なら、所属したサークルの数も10以上。

サークルに関する考え方などについて。

neoism.hatenablog.com

 

neoism.hatenablog.com

 

 

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