南米留学放浪放言記

南米コロンビアのボゴタに留学する大学生が色々勝手にホザくブログ。

和歌山県のちょっと変わった特徴を列挙する

 

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和歌山県。

 

出身を聞かれて答えたときの反応トップ9。

 

1.「あ、ミカン!」

2.「岡山?」

3.「ふ~ん」

4.「大阪の下?」

5.「近畿?」

6.「関西?」

7.「智弁和歌山!」

8.「高野山?」

9.「あ、ウメ!」

 

滑舌が悪いのかもしれないが、「岡山?」と聞き直されることが案外多い。

そんなときは、「違う、『わ』」と言いながら、両手の親指と人差し指でWを作るようになった。

最近はもはや、出身を答えると同時に「W」を作ることにより、無駄の削減に務めている。

4~6に関しては......どうやら日本の地理教育はなおざりにされているようだ。

 

 まあ確かに、和歌山県の存在感は薄い。

人口は近畿圏内で唯一100万を割って最下位。

都道府県魅力度ランキングは47中31位と、中堅下位レベル。

 

近畿以外の人と話すと、大抵は大阪に行ったことはあるが、その南に位置する和歌山に行ったことがあるという人はほとんどいない。

いや、近畿の人間であっても、和歌山訪問歴のない者は多いと感じる。

 

 

 

ここでは、そんな知られざる「和歌山県」の、ちょっと変わった特徴を、いくつか挙げていく。

 

 

ミカン、ウメ、カキの生産量が全国一位

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和歌山と言えば、ミカン。

条件反射的にこう思う人はかなり多い。

 

ミカンの生産量一位は愛媛県だと思っている人もいるが、それは昔の話。

カキとは魚介系じゃなくてフルーツの方。

ウメに関しては、2016年は60,300トンで、2位の群馬県の4,730トンを圧倒的に突き放している。

 

和歌山県民はミカンをあまり買わない。知り合いの農家から貰えるから。

大学一年のときに、そういうわけで実家で余ったミカンが箱詰めでアパートに送られてきたことがあったが、一人では処理しきれず大学で配布しまくった。 

 

 

カラオケが無駄に多い

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人口あたりのカラオケ店舗数の数が異様に多く、全国一位。

娯楽の少ない田舎ほど、人口あたりのカラオケ店舗数が増える傾向にある模様。

 

 

野球が昔から強かった

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甲子園において、公立校唯一の春夏連覇、2度の夏連覇(初を含む。夏連覇は過去に5回のみ)、全試合完封&準決勝・決勝ノーヒットノーラン優勝など、様々な記録を残している和歌山県。

古くから野球が盛んで、野球王国とも言われていた。

 

春夏通算甲子園勝ち星数は5位、優勝12回、準優勝10回。(2018.06現在)

また、人口あたりの2000年代甲子園勝利数1位、人口あたりの現役野球選手出身者数はトップレベル。

 

この20年ほどは県勢としては智弁和歌山が強く、2005年からは8年連続で夏の甲子園に出場、その後は県勢自体があまり活躍できずにいたが、2018年春には甲子園で準優勝。

 

特に2000年に優勝した智弁和歌山は凄かった。

最多安打(100安打)、最多本塁打(11本)、最多塁打(157)の記録は今でも破られていない。

なお、智弁和歌山の高嶋監督(2018年8月に引退)は甲子園最多勝利監督(68勝)。

 

それ以外にも、

甲子園最多得点(75点、4試合、1921、旧制和歌山中)

甲子園最多盗塁(29個、4試合、1921、旧制和歌山中)

などといった未だ破られずにいる記録がある。

 

 

クジラ漁が盛んだった

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太地町のクジラ肉やイルカ肉

 

The Coveという反捕鯨のアメリカ映画で話題になったが、和歌山県の南に位置する太地町では、昔からクジラ漁・イルカ漁が盛んだった

今では捕鯨はかなり制限されているが、太地町の居酒屋やスーパーに行くと、クジラ肉やイルカ肉などが簡単に手に入る。(値段は高め)

かなり美味しいです。

 

また、クジラの博物館という施設もあり、捕鯨の歴史などについて学ぶことができる上に、クジラショーを観ることもできる。

捕獲したクジラは皮や骨など含め余すところなく使用される。

町にはクジラの慰霊碑もある。

映画で話題になったクジラのトサツ場は立ち入り禁止。

 

戦後の食糧難の頃などは盛んに食されていたが、次第にニーズが減少。

小学生の頃、給食でたまにクジラの唐揚げが出てくることがあったが、最近はどうなのだろうか。

 

 

イノブタの出身地

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イノブタって何やねん、と思う人がほとんどだと思うが、イノシシとブタのハーフのこと。

 

和歌山は初めてイノブタの交配に成功。

イノシシ肉と豚肉の両方の良さが味わえるイノブタ肉として人気がある。

 

イノブタワールド的な施設もあるが、行ったのは3歳くらいの頃なのであまり覚えていない。

 

 

実は本州最南端に位置する

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和歌山県の南にある潮岬は、本州最南端の地。

 

ちなみに、潮岬からさらにクレ崎という岩場を進み、ガチの最南端に到達したことがある。オッサンが一人で釣りしていてビビった。

岩場が険しく、ちょっと死にかけた。

 

 

「ざ」が「だ」になる

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和歌山の、特にお年寄りの方にたまに見られる現象。

彼らはざ行をだ行と発音する。

「火山」は「花壇」になるし、「全部」は「臀部」になる。

 

面白いのは、これは発声だけの問題ではないということ。

かつて祖父が、保険関連か何かをググろうとして、「変換できない」と宣っていた。

母が画面を見てみると、「かどく」と入力されていた。

「家族」のつもりで入力していたらしい。

そんなレベル。

ちなみに若者でそういう人はほとんど見かけたことがない。

 

なお、それをモチーフ(?)として、2011年にご当地アイドルグループ「ZagaDa」なるものが生まれた。

言うまでもなく、「『ざ』が『だ』」である。

アイドルという割に全然可愛くないな、と当時は思っていたのだが......

 

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気が付けば1年半足らずで絶滅していた。

 

 

否定語の「やん」

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貼る画像がなかったので愛犬を貼っておく

 

方言関連で他に代表的なものと言えば、「やん」であろう。

 

関西弁としては、「~じゃないか」というニュアンスの「〜やん」(=「〜やろ」)、つまり「あかんやん」「アホやん」などといった使われ方をする「やん」の認知度が高いが、それとは異なるマイナーな「やん」が、和歌山や三重県四日市市などに存在する

 

その「やん」は、「する」などのサ行活用動詞の否定系活用の一部。

「勉強しない」「腹筋しない」は「勉強しやん」「腹筋しやん」となる。

だから、例えば「腹筋しないじゃないか」は「腹筋しやんやん」となる。

 

この「やん」は県外に出ると基本的に通じないので、気を遣うようにしているのだが、和歌山弁「しやんやろ」から関西弁「せーへんやろ」への修正を通り超え、かつ標準語「しないだろ」には到達しない、「しないやろ」という中途半端な表現を咄嗟に使ってしまいがち。これ、県民あるあるかも。

 

 

全国で唯一の飛び地がある

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自治体レベルでの飛び地は和歌山県が唯一。

 

それは、和歌山県東牟婁郡北山村。

 

じゃばらという柑橘類の栽培により全国的な注目を集めた、人口300程度の小さなこの村は、和歌山県から少し離れている。

花粉症に効果的というじゃばらと並び、イカダ下りが名物。

 

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他県越境入学率が全国一

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とりあえず和歌山大学の写真

 

2011年のデータでは、「大学進学者の他県への流出率」ランキングで和歌山県が一位(90.4%。2位は鳥取で85.9%)。

 

「他県からの流入率」は必然的に高く、73.3%で五位につけている。

 

高校の同級生の90%以上は県外の大学に進学しているので、年末年始と夏休み以外に帰省しても会える人がほとんどいない。

 

四年制大学は、国立の和歌山大学と県立の医大のほか、私立の高野山大学や近畿大学の一部キャンパスなどがある。

 

和歌山大学には観光学部があり、県外からの流入が多いイメージ。

略称は和大であり、小学生のときに教育実習生が来る少し前に担任が、「ワダイの学生が来る」と言っていて、どんな大学生が来るんだろうとワクワクしていた。

 

高野山大学には恐らく出家後・出家前提の人たちが学ぶのであろう文学部・密教学科が存在する。気になる。

 

 

実はパンダ保有数が世界一位

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もちろん、中国を除く。 

 

パンダと言えば上野動物を思い浮かべる人が多いが、上野の3頭に対し、和歌山のアドベンチャーワールドは5頭を飼育している。(2018年6月現在)

2016年には8頭になったが、3頭が中国に帰ったとのこと。

繁殖の成功率が高いらしく、通算16頭を飼育していた。

 

パンダは中国からのレンタルというカタチをとることになるが、上野動物園が2頭で年間1億円近く支払っているというからかなりの出費。(アドベンチャーワールドのレンタル料は公開されていない)

それでも維持しているのだから、パンダたちはそれに見合う価値を発揮しているのだろう。

 

 

とりあえず、これくらいにしておく。(≓アイディアが出てこなくなってきた)

 

ちなみに出身著名人として知られている人は、

天才的生物学者「南方熊楠」

世界初全身麻酔手術成功「華岡青洲」

松下電器(現Panasonic)創業者「松下幸之助」

芸能界大御所「明石家さんま」

L'Arc-en-Ciel ボーカル「hyde」

くらいしか思い付かない。 

 

 

はい、和歌山県のちょっと変わった特徴でした。