南米留学放浪放言記

南米コロンビアのボゴタに留学する大学生が色々勝手にホザくブログ。

コロンビア第二の都市「メデジン」はどんな感じ?【観光・治安・宿泊など】

 

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2018年8月、急遽メデジンに行ってきた。

 

メデジンとは、首都ボゴタに次ぐコロンビア第二の都市

人口は約250万人で、800万人超のボゴタからすればかなり小規模だ。

 

コロンビア最大の麻薬密売組織「メデジン・カルテル」を創設し、世界トップレベルの大富豪にまで上り詰めた麻薬王「パブロ=エスコバル」が嘗て幅を効かせていた街で、嘗てはボゴタ同様、世界トップレベルの危険都市とも見なされていた。

 

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パブロ=エスコバル

 

以下に写真でも紹介するが、「コロンビアで唯一の大規模な鉄道を敷いたり」「スラム地域上にロープウェイを設置したり」といった施策が評価され、2013年に「最も革新的な都市」コンテストで1位に輝いた街でもある。

 

しかし、コロンビアでも年配の方は「メデジン=危ない」というイメージが今でも強いようで、メデジン行きを心配する人もいた。

もちろん危険な場所はあるが、それはボゴタとて同じであるし、中南米の多くの都市に当てはまることだろう。

 

なお、2016年に日本の大学生がメデジンで殺害されるという事件が発生しているが、被害に遭ったのは高級住宅街のあるような、治安の良い地区。

持ち物を引ったくられて追いかけてしまったことで起こった犯行だった。

犯罪対策に関しては、渡航前のセミナーなどを通して得た知見をまとめたブログ記事のリンクをこの記事の一番下に貼っておく。

 

 

標高1500mと、ボゴタの2600mに比べて低く、常春の快適な気候に恵まれている。

滞在中、ボゴタは寒いからイヤだ、という人にも何人か出逢った。

 

また、コロンビアの中で最も美女が多い地域と言われている。

理由としては、白人系が多いこと、外国人が多く血が混ざっていることなどという説があるが、定かではない。

私はボゴタとの違いが分からなかった。

ボゴタの人よりもメデジンの人の方が優しいと言うボゴタの人もいたが、これも違いが分からなかった。

 

ちなみに、南米有数のスタートアップ都市でもあるらしい。

 

 

さて、それでは、1週間ほど滞在した中で見た、そんなメデジンの風景を、写真とともに紹介していく。

 

 

 

 

La Plaza de Botero

 

ボッテーロという、メデジン出身のアーティストがいる。

 

絵も彫刻もこなす彼だが、その作品の特徴は、全て共通して「太っている」ことである。

 

メデジンには「ボッテーロ広場」なるものがあり、彼の作品がたくさん設置されている。

 

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ボゴタにも無料で入れる「ボッテーロ博物館」はあるし、なんならメキシコのカンクンでも彼の作品は見かけた。

この界隈では有名なアーティストだ。

 

なお、なぜ太った作品にはどんな意味が込められているのかというと、「健康の象徴」だそうだ。

だが、見ていくと"生活習慣病を疑わざるを得ない"レベルの肥満体の作品が多い。

 

ワンパターンすぎて芸がない上に、ただ奇をてらっているだけのようにしか思えず、私は好きではない。

もちろん、奇をてらうのが悪いと思っているわけではない。

そうやって色んなものが生まれたのだから。

 

 

 

Rafael Uribe Uribe Palace of Culture

 

上の写真のバックにも見えるように、その広場にはこのようなお城のようなモノクロの建物がある。

 

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名をRafael Uribe Uribe Palace of Cultureという。

ゴシック・リヴァイヴァル建築という様式とのこと。1925年着工。

 

中に入ってみると、

 

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embajadores del arte。芸術大使館。

カルチャーセンターだそうだが、中は「オフィス」兼「美術館」のようなカタチになっており、無料で見学できた。

 

 

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このような教会チックの建物も。

 

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最上階から見下ろした中庭。国会議事堂を思い出した。

 

 

最上階は静かで、広場などを見渡せる。

 

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El Metro de Medellín

 

その広場のすぐそばを、鉄道が走っている。

 

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一律料金2400ペソ(2018年8月現在では87円)でどこまでも乗ることができる。

ボゴタのトランスミレニオ(バス)も2300ペソくらいだが、遅延が当たり前のバスと違ってちゃんと着いてくれるので、快適だ。

 

 

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駅は日本と同じような感じ。

 

 

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ラッシュアワー時はもちろんかなり混雑する。

 

 

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チケットを求めて並ぶ人たち。

かなりの長蛇の列を作っていた。

スーパーのレジ待ち行列然り、こういうところの効率は、コロンビアはかなり遅れていると感じる。

 

 

 

El Metro Cable

 

メデジンには「El Metro Cable」という長いロープウェイが2本ある。

San Javierなどの駅から乗ることができる。

別途料金はかからない。

 

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ロープウェイは観光のためよりも、ローカルの人たちの交通手段としての意味合いが強い。

 

 

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奥には高層マンションがたくさん見える。

 

 

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四角い家が目立つ。

 

 

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メデジンの街を俯瞰できる。良い景色。

 

 

 

La Pobreza y La Droga (貧困とドラッグ)

 

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ボゴタもそうだが、丘の中腹などにある家は、貧しい家ばかり。

ロープウェイからは、このようなスラムな感じの場所もたくさん見える。

麻薬取引や麻薬抗争は今もあるが、このような治安の悪い地域では事件が起きやすい。

 

 

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地震が来たら瞬時に崩壊しそうな家ばかり。

生活感が見てとれる。

依然として貧困率が高く、貧富の格差が激しいコロンビア。

 

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生きるためにゴミを漁る人たちは珍しくない。ボゴタも然り。

 

 

嘗てよりは改善されたが、ドラッグは今もたくさん蔓延っている。

 

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ここは、ボッテーロ広場からもそう遠くない通り。

コカインやマリファナを吸っている人たちがたくさん座っていた。

老若男女関係なく、100人以上はいたと思う。

 

流石に写真は撮れなかったが、みな顔は汚く、服はヨレヨレで、虚ろな目をしたり、歯が欠けていたり、動きがおかしかったりと、異常な光景だった。

歩けば「コカイン買いたいからカネくれ」などと言ってきたりする。

 

彼らは恐らく、日々薬物に浸る生活を送っている。

他の地を知ることもなく死んでいく。

言うまでもなく貧困は連鎖しやすいけれど、もしこの人たちが裕福な家庭で育ってたら今頃どうなってたかな、と思わずにはいられなかった。

 

 

このように、危ない地域や不穏な空気のある地域はあるにはあるが、観光地などは問題はない。もちろんひったくりや置き引きの可能性は常にあるので、注意は必要。

しかし、必要以上にビビる必要はないということを伝えたい。

 

 

 

Coffee&Peace Hostel

 

メデジンでは、Coffee&Peace Hostelというホステルに滞在した。

ここは「立地」「セキュリティ」「Wi-Fi」「シャワー」「ロッカー」などかなりオススメなので、紹介しておく。

 

ここは、Booking.comから予約できる。

キャンペーン中であったため、1泊600円くらいで宿泊できたが、通常でも700-800円くらいで泊まれるはず。

 

写真は撮らなかったが、繁華街が近いため夜に飲みにいく際には便利であるし、かといって喧噪からは離れており、駅も近い(La Estación de Estadio)ため、交通便も良い。

 

色んな安宿に泊まってきたけれど、Wi-Fiとシャワーの質(水圧と温かさ)はこれまでで一番良かった。トイレもシャワールームも清潔だった。

但し、ドミトリーによってはWi-Fiが充分に入ってこない。

 

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また、建物に入るには鍵と指紋認証の両方が必要であり、セキュリティがしっかりしている。

ロッカーはサイズが大きく、鍵は貸し出し制であるため、南京錠を破壊される心配がない。

メキシコで南京錠を破壊された話はこちら

 

融通が利くのも嬉しいポイントで、私はメデジン最終日、午前11時にチェックアウト後も7時間ほど共有スペースで作業をさせてもらうことができた。

 

欠点としては、身長180cmくらいあるとドミトリーのベッドは少々窮屈に感じるであろうこと。

 

 

 

El Baile y El Guaro (ダンスとアグアルディエンテ)

 

ある日の夜、繁華街に繰り出した。

 

Coffee&Peace Hostel、La Estación de Estadioのすぐそばの通りは、歩くだけで分かるが夜は活気が凄く、バーやディスコやレストランがたくさん並んでいるので、食も踊りも楽しめるだろう。お土産物もたくさん売っている。

 

 

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飲み屋でビールを飲んでいて知り合った、ボゴタから来たカップルとその後ディスコへ。

左の人は一緒にメデジン界隈を旅した日本の高校教師の方。

 

 

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フロアに入るだけなら無料。

ビールやアグアルディエンテ(蒸留酒)を飲んでは踊りまくった。

アグアルディエンテの銘柄にはボゴタとメデジンのものがそれぞれあるが、違いは分からなかった。

一瞬アクロバティックな動きをしたら、従業員の人に「No Karate」と言われた。

 

 

 

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日中の繁華街の通りはこんな感じ。

コロンビアは国旗カラー(黄・青・赤)のアピールが強い。

なお、黄色は金、青は海、赤は建国の際に流された血を意味しているとか。

南米で唯一、3種類の海に接しているコロンビアだからこそ。(太平洋、大西洋、カリブ海)

 

 

 

Pueblito Paisa

 

ディスコに行った日の翌日は、そのカップルと4人で街中を散策した。

 

その一環で行ったPueblito Paisaを軽く紹介する。

 

Puebluto Paisaは、メデジンの昔ながらの村の風景が再現された場所。入場料は不要。

レストランやお土産物がたくさんある。入らなかったが美術館もあった。

 

アクセスは、鉄道で最寄り駅に行ってそこから歩くかタクシーなどを使うといいだろう。

先ほど紹介したホステルからも近い。

 

 

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教会。そしてその前の石畳の広場と噴水。人々の憩いの場。

中南米でよく見られる光景。

 

 

メデジンでは、毎年8月に10日間ほど「Feria de las Flores」なるイベントが開催される。

 

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この時期にはギリギリ被らなかったためにお目にかかることはできなかったが、このような円盤状の花の塊を作り、それを持って街を練り歩くようだ。

 

 

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その残骸が、街のあちこちで目に付いたが、ここにもあった。

 

 

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昼食はLa Bandeja Paisaを。

これはメデジン界隈の有名な食事。

ソーセージ、豆、卵、米、野菜、バナナなど、盛りだくさん。

コロンビアならボゴタでもどこでも食べられると思うけれど、これはオススメ。

 

 

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そのすぐそばにあった公園では、子供を中心に凧挙げに興じていた。

世界の終末かと思えるような平和的光景。

Pueblito Paisaは高いところにあるので、公園からは街が見渡せる。

8月は凧挙げの季節だそうだ。

 

 

 

El Fútbol (サッカー観戦)

 

メデジンにはプロサッカーチームが2つあり、メデジン初日に家に泊めてくださった方に連れられて試合観戦へ。

彼はそのチームの熱烈なファンで、チームロゴのタトゥーをカラダに彫るほど。

 

持ち物検査でケツをやたら触られたのち、入場。

 

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やはりコロンビア、サッカー熱がアツい。

 

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マリファナ臭が頻繁に漂ってきた。

試合は0-1で負けた。

 

 

 

Haiku Cafe Maid

 

先ほど紹介したホステルから徒歩で行ける範囲に、メイドカフェがある。

 

その名はHaiku Cafe Maid。

 

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オタッキーな雰囲気の店内。

 

料金はレストランにしては高め。

 

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注文したハンバーガー。美味しかった。

 

 

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ラーメンも少し味見したが、これも良かった。

 

 

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フィギュア販売もしていた。

 

 

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メイドさんとのショット。

日本のメイドカフェなら写真撮影は有料だが、コロンビアでは無料。

挨拶程度の日本語ならできる人もいた。

容姿レベルは全体的に高かった気がする。

 

→ボゴタのメイドカフェ「Kurenai」の情報はこちら。

neoism.hatenablog.com

 

 

 

La Medida de transporte (交通手段)

 

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メデジン界隈での滞在が終わり、バスターミナルへ。

 

ボゴターメデジン間は、飛行機かバスで移動できる。

 

飛行機はもちろん速い上に一見安いのだが、非居住者料金(在住2年以上が必要だとか)だと倍以上の値段がかかってしまう。往復15000円くらいになるか。

 

バスなら10時間ほどかかるが、往復4000円くらいでいける。

当日に思い立って行くにしても、座席の空きは普通にあるし、料金は変わらない。

オンライン予約もできるが、直接バスターミナルに行っても買えるし、満席になっていることはあまりない印象。

 

但し、バス会社によっては時間がかかったり乗り心地が非常に悪かったり窃盗が発生しやすかったりするので、注意が必要。

 

Bolivarianoというバス会社は、バスの中では多少値は張るが大差ないし、窃盗されにくい座席構造になっており、乗り心地も良い方だそうなので、往復ともそれを選んだ。

 

とはいえ、もちろん快適な睡眠は得られないので、翌日の活動をスムーズに開始するには、一等席に乗るのが良いだろう。料金は片道で3000円くらいで乗れる。

また、一等席がない便もあるので注意。

受付で「El asiento preferente, por favor」と言えば良いだろう。

私の場合、空きがなくて一等席には乗れなかった。

 

バスターミナルへの行き方は他ブログに情報がたくさん載っているので、譲ることにする。

ボゴタからメデジンへバス移動_バスターミナルの行き方 【ボゴタ】 | 40代 気ままな 世界旅日記

コロンビアのルート|メデジン→ボゴタのバス移動まとめ。ボゴタのバスターミナルから旧市街までの行き方。

 

 

 

というわけで、メデジンの様子などのザックリとした紹介でした。

 

 

▼関連記事

 

コロンビアの治安や犯罪対策について詳しく書いています。

neoism.hatenablog.com

 

ボゴタの物価。メデジンにも当てはまる。

neoism.hatenablog.com

 

ボゴタの隠れスポット「ボゴタ博物館」。

neoism.hatenablog.com

 

 

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